映画に関連してるような
してないような話なのですが。。。
感想のような
ネタバレのような。。。
なのでこれから鑑賞される方はご注意を!
以前からドキュメンタリーなどで
難病の子供さんが取り上げられたものを
見て感じていたのですが・・・
その難病の子供さんの、きょうだいである子供さん
きっと、いろいろとかかえてるだろうなという事。。。
本当に仕方のないことですが
ご両親の意識はどうしても
病気のお子さんに行ってしまいますよね
「おにいちゃんのハナビ」でいえば
おにいちゃんの立場です
「おにいちゃんのハナビ」は
さわやかかつ兄弟愛や家族愛に
感動のお話なのですが
これはあくまでひとつの解釈なのですが
(ひとそれぞれ違うと思います^^)
病気の妹より
おにいちゃんの方がひねくれてる・・・(笑
のは
ご両親の愛情というか意識が
やはり華ちゃんに多く向かったために
妹は前向きで明るいのでは?
おにいちゃんがひねくれてしまったのは
ご両親(とくに父)からの関心が薄く
愛されてるとあまり感じられなかったからでは?
「親から愛されてる!」って感じれば
「がんばらなくちゃ!」と思うし
「他のきょうだいの方が愛されてる」
「自分のことなんて親はよく見ていない」と感じれば
「どうせ自分なんて・・・」と
思うんじゃないかと。。。
まあこれは・・・
普通のきょうだいでもあることだとは思いますが;
やっぱりきょうだいだからこそ
わかりますよね、その愛され方の差
愛され方っていうか。。。
愛情表現というか。。。
関心の持たれ度合いっていうのかな。
私も3人きょうだいだからわかります(笑
親との相性みたいなのもあるし
誰かに「愛されてる」って感じたら
存在価値を認められたってことじゃないかと・・・
「誰にも愛されてない」って感じたら
自分の存在価値って何・・・?ってなりませんかね
(誰にも愛されてない人なんていないと私は思いますが
愛されてるとそのひとが”感じるかどうか”ですよね)
子供時代はとくにそれを
親から感じることで
自分の存在価値だったり
自信を獲得するんだと思うんですよ
「おにいちゃんのハナビ」では
その「誰かから愛されてる」っていうのを
おにいちゃんは妹から感じることができて
存在価値みたいなものを取り戻せたんだと
思うんですよね
最後には両親が
自分のために土下座までしてくれてるのを見て
愛されてるんだと気づくわけですが
現実にはこういう風に気づけることは
難しいんじゃないかとは思います。
最近ある高校生から聞いた話で
やっぱりまだ
親子のそういったわだかまりを
持っている子供は少なくないと
感じています。
親も親のプライドみたいなものだったり
あるとは思うのですが
それって大人の事情みたいなもので。。。
親子に愛があるのはわかるのですが
本当に表現の仕方と受け取り方
大切なんですよね
大人になってくると
大人の気持ちや事情もわかってきますが
このままこういう子供目線も
持ち続けていきたいなと強く思います。
今がどうのというのではないのですが
さらに 善い意味で
人と人がお互いを尊重できるような
世界になるといいですね🍀